こんにちは!
マキシマリストキャンパーOttoです。
今回は人気の
ヴィンテージランタン
Coleman200A
を、レストア後初めて点火してみました。
レストアのために細かく分解して組み立てたの
で、ちゃんと点灯するのか不安でしたが
無事に点灯することができました。
点灯するまでの手順をまとめてみましたので、
ぜひ参考にしてみてください。
![Otto](https://www.solosolocamp.net/wp-content/uploads/2022/10/d8ec4c21f45572d5566eefb5fd5cb925.png)
点灯するときの手順を間違えると
故障したり生火があがったりするので
手順を守って点火することを
おすすめします!私のランタンでは
うまく点灯しましたが、安全のために
メーカーの点灯マニュアルなども
読んでおいてくださいね!!
Coleman 200Aの点火方法
燃料の入れ方
![200Aオイル注入](https://www.solosolocamp.net/wp-content/uploads/2023/01/12511-800x617.jpg)
まずはフィラーキャップ(ガソリンキャップ)を
開け燃料を入れていきます。
燃料はコールマン純正のホワイトガソリン
を使用します。
燃料がこぼれないように
コールマンの純正の
フューエルファネル(じょうご)を
使用しました。
フューエルファネルは
フィルターも付いていてゴミも入りにくい
のでおすすめです。
燃料の量はタンク八分目がベストです。
フューエルファネル4杯分がだいたいの目安
と言われていますが、フューエルファネルの
いいところは八分目まで給油すると自動で
それ以上入らない作りになってます。
![Otto](https://www.solosolocamp.net/wp-content/uploads/2022/10/d8ec4c21f45572d5566eefb5fd5cb925.png)
ホワイトガソリンの缶が
一杯に入っている時には、
こぼれやすいので画像のように
注ぎ口を上にして注いでいく
とこぼれずに入れやすいですよ。
ポンピングの準備
ポンピングとはタンク内に
空気を入れていくことです。
![Otto](https://www.solosolocamp.net/wp-content/uploads/2022/10/d8ec4c21f45572d5566eefb5fd5cb925.png)
この時に確認しておく
注意点があります。
1.フィラーキャップが閉まっていること。
2.メインバルブがオフになっていること。
3.メインバルブの真裏に付いている火力を
調整するL字型の小さなピンが上になっていること。
![200Aポンピング](https://www.solosolocamp.net/wp-content/uploads/2023/01/1258-800x600.jpg)
ポンピング
1.ポンプを反時計回りに2~3回転します。
2.ポンプの小さな穴を指で塞ぎながら、
空気を押し込むようにポンピングしていきます。
3.ポインピングが完了したら、ポンプを
押し込んだ状態で時計回りに止まるまで
回転させロックします。
![Otto](https://www.solosolocamp.net/wp-content/uploads/2022/10/d8ec4c21f45572d5566eefb5fd5cb925.png)
ポンピングの回数は
ガソリンの量によって
変わってきますが
目安としては男性が力を入れて
「結構きつくなってきたな」
と、感じるまでする
のがポイントです。
ベンチレーター・グローブ取り外し
![200A取り外し後](https://www.solosolocamp.net/wp-content/uploads/2023/01/1259-800x600.jpg)
1.ベンチレーターの上のボールナットを
外します。
2.ベイルハンドルをベンチレーターから広げる
ように取り外します。
3.ベンチレーターを外し、グローブを
取ります。
マントルの取り付け
![200Aマントル取り付け](https://www.solosolocamp.net/wp-content/uploads/2023/01/1260-800x600.jpg)
マントルは合成繊維で作られた網状の袋に
なっていて、ひもで結ぶタイプの物が
多いですが、ワイヤーで取り付けるだけの
簡単なマントルも発売されています。
私はワイヤータイプのマントルを
取り付けました。
![Otto](https://www.solosolocamp.net/wp-content/uploads/2022/10/d8ec4c21f45572d5566eefb5fd5cb925.png)
この時の注意点としてマントルを
ひもやワイヤーで取り付けた後は必ず
マントルのしわを均等になるように
伸ばしておきましょう。
後々しわの部分から
マントルが割れてしまう可能性
があるので重要です。
マントルの空焼き
![200Aマントルに点火](https://www.solosolocamp.net/wp-content/uploads/2023/01/1261-800x600.jpg)
マントルは火であぶって灰の状態にして
点灯するので、直接火であぶっていきます。
ターボライターやバーナートーチなどで
あぶるとすぐに灰になります。
![200A黒くなる](https://www.solosolocamp.net/wp-content/uploads/2023/01/1263-800x600.jpg)
![200Aマントル灰化](https://www.solosolocamp.net/wp-content/uploads/2023/01/1264-800x600.jpg)
一度黒くなった後で白くなっていきます。
全体が白くなったら完成です。
![Otto](https://www.solosolocamp.net/wp-content/uploads/2022/10/d8ec4c21f45572d5566eefb5fd5cb925.png)
マントルは割れていると
生火が出て危険なので、
灰化した後のマントルは
慎重に扱い、必ず点火前に
確認しましょう。
点火
点火するときはメインバルブの真裏の
火力を調整するL字型のピンを下に下げます。
生火が上がりにくくするためにプレヒートとして
ジェネレーター(細い真鍮の棒)をあぶります。
![Otto](https://www.solosolocamp.net/wp-content/uploads/2022/10/d8ec4c21f45572d5566eefb5fd5cb925.png)
プレヒートは急激な温度の上昇を
避けたいのでターボライターで
あぶるのがおすすめです。
![200A点火成功](https://www.solosolocamp.net/wp-content/uploads/2023/01/1265-800x600.jpg)
メインバルブを1/4程度反時計回りに回し、
マントルに直接点火します。
点火したあとメインバルブは全開にします。
グローブ、ジェネレーター、ベイルハンドル、
ボールナットを素早く取り付けます。
![Otto](https://www.solosolocamp.net/wp-content/uploads/2022/10/d8ec4c21f45572d5566eefb5fd5cb925.png)
点火後にグローブやジェネレーターなどを組み立てる時は、熱くなってくるので素早く取り付けましょう
点火後は火力調整ピンを
少しずつ上にあげていき火力を調整します。
![200A完成図](https://www.solosolocamp.net/wp-content/uploads/2023/01/1266-800x600.jpg)
これで完了です。
手順を間違えずにこなしていけば、
わりと簡単に点火することができます。
![Otto](https://www.solosolocamp.net/wp-content/uploads/2022/10/d8ec4c21f45572d5566eefb5fd5cb925.png)
ルールや手順、不安な点は調べるなど
して安全に点火してください。
自分でレストア・メンテナンスした
ランタンは愛着がわいてきます!!
今回は私の愛用の
ヴィンテージランタンColeman200A
の点火方法を紹介しました。
![Otto](https://www.solosolocamp.net/wp-content/uploads/2022/10/d8ec4c21f45572d5566eefb5fd5cb925.png)
Coleman200Aを中古で購入し、
素人ながらレストアしたあとで、
本当に点灯するのかドキドキし
ながら点火作業をしました。
1978年製と約40年前のものですが
無事に点灯してくれています。
ロマンを感じますよね。
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